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仕事を滅多に休まない事で(ごくごく一部の間で)おなじみのオイラが、珍しく仕事を
ほっぽり出して、今日は朝から自転車に乗って神宮前のスペシャライズド・コンセプト ストアに出向いた。9月1日に必死に電話して予約したBG fitの日だったのだ。 我が家から18kmしかないのに、念の為2時間近く前に家を出た所、途中のコンビニで 朝食を食べたにもかかわらず開始30分前に着いてしまった。陽気が良いのでボケーっと ひなたぼっこをしていた。世の中の人は働いているというのに・・・。久々の背徳感w 施術開始時間の11:30に2Fのカウンターに行く。まずは住所氏名などを紙に記入して、 それから現状のバイクの採寸に入る。 ↑オイラもこういうラボが欲しいぜ。 ↑LOOK in SPECIALIZED ここで測っていたのは、 ・サドル高・・・744mm ・サドル後退幅・・・85mm ・サドル先端からハンドルバー先端&ブラケットまでの距離・・・587mm/762mm ・サドルとハンドルの落差・・・76mm ・クランク長・・・172.5mm ・ステム長&ライズ角・・・130mm/-17° ・ハンドル幅、リーチ、ドロップ・・・400mm/90mm/140mm ・サドル幅(銘柄も)・・・130mm ・シューズ・フットベッド(メーカー&サイズ)・・・S-WORKS ROAD 42/BG FOOT BED ++ ・ペダル・・・LOOK KEO BLADE CARBON 上記を測定した後、今度は実際にバイクに乗って、ローラーを回す。そして、 それを正面と真横から撮影して、解析ソフトのようなものに取り込み、どんな 塩梅かを教えてもらう。 パッと見でまず指摘されたのが、右足が上支点に来た時に、膝が外側に開いてしまって いるという事だった。確かに映像で見ると、明らかに右足の動きがおかしい。非常に ロスが大きそう。その他には特にフォーム的におかしい所は無いとの事だったので、 とにかく大所は右足の変なのを直そうという感じ。 で、その前に今度はオイラの間接やら筋肉やらのスペックをチェックする事に。下記の チェック項目を順繰りに。恥ずかしいけどオイラのスペックを紹介するよ♪ ・踵の内反、外反・・・左=軽度の外反、右=軽度の外反 ・縦アーチ・・・左=中立、右=中立 ・膝の内反(ガニ股)、外反(内股)・・・左=中立、右=中立 ・骨盤の水平・・・中立 ・横と縦からの背骨・・・縦=側湾無し、横=やや前湾 ・肩甲骨周りの筋肉量(背筋)・・・十分 ・首の柔軟性・・・下向き=十分、上向き=十分 ・肩の柔軟性・・・可動域=十分、左右差=なし ・立位体前屈・・・腰角度=0~30度、背中・脚部・頸部の制限=背中から肩の曲がり少ない ・前足部の内反、外反・・・左=軽度の内反、右=中度の内反 ・足首の柔軟性・・・背屈=90度以上、底屈=十分 ・下肢伸展拳上ハム筋の柔軟性・・・左=82度、右=82度 ・股関節の柔軟性・・・左=123度、右=120度 ・足の長さ・・・脚長差無し ・身長175cm、右肩やや下がり、右前足部やや外向き 他にもいくつかあるけど、意味がわからないので割愛w で、まずはペダリングについて見ていくのだけど、最大の懸念だったサドル高に 関しては、奇跡的に、というか現状でバッチリだったらしい。大変残念ながら(?) S-WORKS TARMAC SL3に乗り換えるチャンスは逸したw クリート位置の微調整をし、インソールを再度選定、また、インソールの下にシムと 言われる角度を調整する敷物をいれて頂き、サドルを4mm程後ろに下げて再度 ペダリング。完璧と言えるかは微妙だけど、最初と比べたら全然右膝が外に 出なくなった。かなり左右のバランスが取れたような気がする。 お次はハンドル廻りなんだけども、基本的にハンドル幅は現状の400mmでは 狭すぎるという事だった。420mm、へたしたら440mmでも良い位、だそうだ。 実はコレはワイズロードでバイオレーサーを受けた時も指摘されていたので、 やはり買い換える機会が訪れたら次は420mmに換えようと思う。別にその場で SPECIALIZEDのハンドルを買うようには言われなかったw それから若干ブラケットが遠いように見えると言う事で、ステム長を自在に変えられる 変な装置で120mmを試してみたけど、イマイチしっくり来なかったので、ステムは 現状の130mm、ブラケットの取付位置を少し手前に持ってくる事にした。これで 再度ローラーを回してみると、なるほど、今までブラケットが遠すぎたと言うのを 実感できる感じだった。実にしっくりきた。 結果的に変更になったのは サドル高・・・744mm→745mm(後退幅を変えた事で微妙に変化) 後退幅・・・85mm→89mm サドル先端からハンドルセンター/ブラケット・・・587mm/762mm→591mm/756mm クリート位置・・・左=やや外→中央、右=中央→やや外、前後位置は変更無し。 ↑調整後のLOOK 595 ULTRA。 掛かった時間としては4時間弱位。正直な所、思った程にダイナミックな変化と言うのは 無かった。例えば、「サドル高が2cm上がった」とか「ステムが2cm縮んだ」とか。 フォームに関しても、「右膝以外には特にいじる所は無い」という事だったので右膝が 外に出るのを補正した以外には特に大きな変化は無かった。 ただ、大きな変化が無かったとは言え、細かな微調整により右膝の妙な開きが補正 されて、すごく左右のバランスがとれて漕ぎ易くなったし、ブラケットポジションにも 無理が無くなった。 そして、疑心暗鬼・暗中模索な感じだったポジションが、とりあえず全く的外れな物では なかったと確認出来たのはとても良かった。ひとつの指針として非常に心強い。 総じて、非常に有意義な物であった事は間違いない。 ↑画像が小さくて見辛いけど、左が施術前、右が施術後。正面から見た図で、施術後は 右膝の開きが補正されたのが見て取れると思います。しかし、今までこんな珍妙な ペダリングをしていたのに気がつかなかったんだなぁ・・・。 なかなか予約が取り辛いとの事だけど、機会があれば是非、と強くお薦め出来る ものでしたよ。 ↓↓↓ランキング参加中です。よろしければクリックしてやってください。 日本の自転車に対する意識をシェアしましょう。
by tarowax
| 2010-11-05 19:14
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