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昨日の事。
一応来週の試走と言う事で、スタート予定地の浦安から走りたいと言う事で、 オイラは始発で浦安まで輪行、6:00に浦安橋の下でナポリ野郎さん(以下ナポリ)と 待ち合わせしていたのだけど、5:40くらいに駅の改札を出ると既にナポリさんの姿が。 開口一番「死んだ魚の目をしてますね」と言われるw確かに諸事情あって(諸情事 ではない)2時間しか寝ていないため、非常に眠かった。が、ナポリさんは一睡も していないらしい。タフガイだ。駅前で寝ぼけ眼のまま自転車を組み立てていると、 颯爽とひろさんが見送りにきて下さった。こんなおっさん二人のポタリングにまで お見送りにきてくれるなんて、有り難いやら申し訳無いやら・・・wかくしてひろさんに 見送られ浦安を後にする。浦安橋を渡って、江戸サイ沿いにしばらく走る。 ポニーのいる辺りから江戸サイに入る。 ↑先の台風なにやら号のおかげで増水。アンダーパスはヤバそうだな〜と思いつつ 進む。 ↑ちなみにこの日のバイクはこんな感じ。何故にたかだか200kmの距離にこの 重戦車のような装備かと言うと、飯岡灯台まで行って、ナポリさんがそのまま 自走で実家のある成田まで行くと言うので、オイラも成田まで付き合い、輪行で 帰るつもりで着替えやら輪行袋を持っていたから。輪行袋に入れたらあまりにも 重くて肩がダメになりそうだったので、ホイールは手組PTではなくR0にしたw どんよりした空に「どうせまた降ってくるんだろ」と、いまいちテンションが上がらない ナイーブなおじさん二人は言葉数も少ないまま進むwボトルに飲み物を入れるのを 忘れてスタートしてしまったオイラは「寅さんで飲み物買わせて下さい」とナポリさんに お願いするが、「この時間だとシャッター閉まってるかも」と言われるw んで、寅さんに到着すると、やはり自販機コーナーにはシャッターが下りていたけど、 その代わり、と言っては失礼だけど、ECUの仲間、alpinistさんが待っていてくれて、 手賀沼までの道中をご一緒してくれる事に^^ 3人で走り出すも、江戸サイアンダーパスはやはり・・・ ↑シクロクロス!な状態だったので、途中から左岸に渡る。 ↑alpinist氏 しかし、左岸に渡っても所々水没箇所があるので、結局alpinistさんに先導して もらい、一般道にて進み、よくわからない路地などをスルスルと抜けて手賀沼への 水路沿いにIN。ここでコース復帰して、とりあえず第1チェックポイントの道の駅しょうなん着。 確かここまで40km&2時間位。まあまあおおよそ想定していたペース。 道の駅しょうなんで念願の飲み物をボトルに満たし、手賀沼でトレーニングする alpinistさんとしばし歓談した後出発。 ↑旅の相棒、ナポリ氏。 手賀沼を抜けて木下(きおろし)らへんで利根川沿いの道に出て、CRに出たり入ったり。 こちらは台風では無く、震災の影響で崩壊したサイクリングロードの復旧がまだまだ 進んでおらず、通れない箇所がちらりほらり。 ↑増水はやっぱりしていたけども。 追い風を期待していたのに、微妙に向かい風加減になったりしつつ、大して強風でも 無いので30km/hくらいで進む。それにしてもバイクが重い。平地でも充分足枷になる レベルw途中60km地点くらいのミニストップで小休止。甘いパンを食べる。銚子で 美味しい魚の死骸を食べるつもりだったのであまりガッツリ補給はしないでリスタート。 更に20km位走り、下総フレンドリーパークで行なわれていた「秋のしもふさクリテ」に お知り合いが出ていると言う事でちょっと立ち寄る。 ↑オイラが昨年パンクDNFした「春のしもふさクリテ」より若干盛り上がっているように 見えたが気のせいかしら・・・w ここではクリテをやっている事を教えてくれた、Strivesの@oolongtea100さんと @T_a_g_Strivesさんとお話出来たり、先日しマウンテン練でもご一緒させてもらった @zaikouさんにもご挨拶できた。また大変失礼ながら毎回お名前をうかがいそびれる 清和の森サイクリング他千葉県内のイベントでよくご一緒する方ともお話できた。 多少急ぐ道中でもあったので、サラッとご挨拶だけして出発、再び利根川沿いへ。 途中、千葉県側があまり走りやすく無い所を通ると言う事で、コンビニに立ち寄り軽く 補給した後、茨城県側に渡り、神栖市内を走る。この辺は先週嫁さんと一緒に 銚子に行った時に通った道。・・・先週銚子行って、今週も行って、更に来週も行くのか・・・w 茨城県に入った途端に下妻物語の男版みたいな方々がプオンプオン音を立てて 通り過ぎて行ったが、まるで歓迎されているor拒絶されているようで嬉し悲しかった。 メインストリートを一本はずれた田舎道を通り、最終的に大通りに出て、震災の影響で 歪んでいたり轍でぐんにゃりしたアスファルトに辟易しながらも銚子大橋に到達、千葉県に 再突入して銚子市内に。 ↑いかんともし難い空模様だが、とりあえず銚子。 お昼は先週も嫁さんと行った「鮪蔵」というお店にて、ご飯の上に殺害された魚のバラバラ 遺体を載せたもの。とても美味かった。 さて、お昼ご飯をやっつけてお腹がテンテンになったおじさん二人は、犬吠埼灯台を 目指して突き進む。 ↑漁港に並ぶ漁船。 海沿いに出て海岸線を走る。君ケ浜もなんだか台風の影響で海岸が荒れてる 感じだった。きったねぇ漂着物がたくさん。 ↑で、犬吠埼灯台。オイラ的には先週も来たので何の感慨も無いですwナポリさんも 多分昔腐る程来てて感慨は無いと思いますwなのでfoursquareでチェックインだけ して立ち去る。ここからドーバーラインに向けて若干激坂を登り、ドーバーラインでも アップダウンを。この旅唯一の登り区間と言えるかな? ↑なぜドーバーラインかと言うと、ここが屏風ヶ浦と言う「東洋のドーバー」と 称される岸壁が美しい景勝地だからなんだけど、その景勝地から見る景色も なかなか素晴らしい。一昨年のブルベではここで強風に煽られ、砂塵に襲われ、 進む事も戻る事も出来ずに泣いていた(マジで)訳だけど・・・w ドーバーラインを抜けると目的地の飯岡灯台まではもうあと少し。 ↑この10%位の激坂を登って・・・ ↑着いた! ↑寒かったけど食べると決めていたので巻貝を食べる。ぺろり。 ↑海を見つめ何を思う・・・ ↑はるかなる太平洋 佇まいは母のよう 悟り切っているかのよう さて、我々のセンチメンタルな旅も160kmを走り、残るは成田までの40km強、という 事になった。日のある内に帰り着くため、後ろは振り返らない。Don't look backだ。 この辺からはオイラが引いたルートは極めて適当だったので、この辺りの地理に明るい ナポリさんに道を教えられながら、だんだん疲弊してきた脚に鞭を入れて進む。 旭、八日市場、匝瑳の道を先頭交代しながら進む。コンビニでレッドブルをチャージして リスタートすると、ナポリさんから「サドルバッグから中身が落ちそう」といわれ、路肩で 詰め直していると、ジャストタイミングで電話が鳴る。彼岸の中日に実家にも戻らないで 自転車に乗って遊び呆けている長男が成田近辺にいると知った母が、家に寄ってけと・・・。 本当は自宅まで240km自走するつもりでいたんだけど、実家に寄ったら気分的に まあ無理だなぁ・・・なんて思いつつ、実家に行く事を承諾。それが多古の辺りで、間もなく 成田。 ↑空をみなよ 雲が流れてゆく その先には 何があるか うんちゃらかんちゃら ナポリさんが気を効かせてくれたパンチのあるアップダウンでのたうち回りつつ、 空港の辺りを経由して、国道51号線に出た。千葉のブルベなんかに出てる人は 知っているかもしれないけど、寺台という所。ここでお互いの実家が反対方向である ナポリさんとはお別れ。お互い成田に生まれ、浦安でであうという奇異な僕らである。 そこから実家までえっちらおっちら走り(とは言っても5km位)。着くなり飯を食えと 言われたが、「飯はともかく風呂に入らせて下され」とお願いし、ひとっ風呂。生き返る。 そして昔撮った8ミリビデオをDVDに焼いてもらった、という父がなにやら嬉しそうに 1995年、オイラが16歳の時に家族で行ったハワイ旅行の映像を見ながら夕飯。 流石にバスケットをやっていて体脂肪率が一桁だった時だけの事はあり、ビーチで 戯れる自分に見惚れてしまうと同時に、今との落差にえらく落ち込んだw 何で当時モテなかったんだろw ↑晩飯。また魚の死骸だったけど美味い美味いと食べたよ。実際美味かったし。 そして、誰のだかわからないスウェットパンツを借りて駅まで自走、駅まで輪行用意を して京成線で勝田台まで、勝田台から東葉高速で帰宅致しました。 とても楽しい一日を過ごせたのはナポリさんはじめ、ECUの仲間、しもふさクリテ会場で 出会った皆さん、そしてパパとママ(笑)のお陰であります。ありがとうございました。 ↓↓↓ランキング参加中です。よろしければクリックしてやってください。 日本の自転車に対する意識をシェアしましょう。
by tarowax
| 2011-09-24 20:19
| サイクリング
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